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星の玉子   (改訂版)

それはある冷えた三月の終わり。


『 星の玉子 』



深夜、私は自室から続くベランダに立ち空を眺めて居た。
それは今日もいつもと何も変わらず
下方の人口の明かりを反射させる薄闇から真っ暗闇へと
グラデーションがかった夜空がただ広がっていた。


毎日毎日こうして見上げていても
今日も何も変わらない真っ暗な空が広がってるだけだ。

しかし、私は今日ある異変に気づいた。

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  1. 2010/02/21(日) 23:12:42|
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昼下がりの憂鬱 02

女性は3分おきにインターホンを5回鳴らした。
女性はインターホンの前に立ち続け
私は画面を見続けた。

玄関先ですごい罵声をあげているにも関わらず
隣近所からは何の反応もなかった。
昼間だから誰もいないんだろうか
私はそんな風にただ冷静に画面を見ていた。
カメラと配線、液晶画面を隔てた現実とは思えない現実。
どうしても奇妙すぎて私には関係のない事のように思えた。

そのとき画面の中、女性の背後にある階段に人影が見えた。
出かけていた彼氏が帰ってきたのである。
女性は物音に気づいたようで
俊敏に振り返り階段を下りていった。

彼氏が「ただいまー」なんてのんきな声で玄関のドアを開ける。
ただ呆然と立ち尽くしていた私を見て彼はこう言った。


「ごめんごめん、鍵かけていくの忘れてたわ。」


  1. 2009/04/04(土) 21:18:12|
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昼下がりの憂鬱 01

ピンポーン

昼下がりのまどろみの中
1Kのマンションに
チャイムが鳴り響いた。

留守番をしていた私は
インターホンで対応した。
液晶画面越しには
キレイに化粧をして髪をセットした
セットアップの女性が見えた。

営業の人かと思い
どちらさまですか?
と答えると
その女性の"完璧"は
液晶の中で静かに崩れた。


キレイな顔を歪ませ
眉間にシワを寄せて
女性はすごい剣幕で怒鳴った

どういうつもりなのよ…!


突然の事態に
私は心底うろたえていた。
液晶画面越しには
まだ女性が何か怒鳴り散らしている。
私は何が起こったのか理解しきれず
ただ小さな画面に向かって
呆然としていた。


  1. 2009/03/03(火) 02:28:07|
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幸福の構成図

失われることのない幸福の形

そこにあるのは唯一
絶対的な美しさを孕んだ

「 幸福の構成図 」

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  1. 2008/11/10(月) 23:30:20|
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ある愛の話

ずっと大切にするから
世界でいちばん大事にするから



 『 ある愛の話 』



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  1. 2006/09/03(日) 22:54:15|
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