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昼下がりの憂鬱 02

女性は3分おきにインターホンを5回鳴らした。
女性はインターホンの前に立ち続け
私は画面を見続けた。

玄関先ですごい罵声をあげているにも関わらず
隣近所からは何の反応もなかった。
昼間だから誰もいないんだろうか
私はそんな風にただ冷静に画面を見ていた。
カメラと配線、液晶画面を隔てた現実とは思えない現実。
どうしても奇妙すぎて私には関係のない事のように思えた。

そのとき画面の中、女性の背後にある階段に人影が見えた。
出かけていた彼氏が帰ってきたのである。
女性は物音に気づいたようで
俊敏に振り返り階段を下りていった。

彼氏が「ただいまー」なんてのんきな声で玄関のドアを開ける。
ただ呆然と立ち尽くしていた私を見て彼はこう言った。


「ごめんごめん、鍵かけていくの忘れてたわ。」
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  1. 2009/04/04(土) 21:18:12|
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