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ひまわり

あれからどれほど経つのだろうか。
僕たちは、いつまでも一緒だよ。



『 ひまわり 』



僕は、未だ、君を好きになった理由を君には伝えていなかったね。
こんな事言ったら、
馬鹿にされるんじゃないか、嫌われるんじゃないか。
そう思ってずっと君には言い出せなかった。


君も聞かなかったし、僕は言わなかった。
騙す心算なんて無かったんだ




ただ、言い出す切欠を一度手放してしまったら二度とそれは訪れなかった。
ごめんね、今になっていっても、遅いよね。



僕が君を好きになった理由。



夏のあの日、君は
青いワンピースに、白いエプロンドレスで
長い金髪を風に揺らしながら、ひまわり畑に座っていた。
何處か、僕とは違う世界から迷い込んできた、アリスみたいだった。


一目惚れだったんだ。


僕はそれから、そのひまわり畑に通った。
家から、自転車で10分くらいの距離だった。
次の日、君は居ないだろうなと思いながらも自転車で脇の道を通り過ぎた。
案の定、君はまた其処に座っていたから
僕は驚いて自転車から落ちそうになってしまった。


それから三日間、君はいつもその場所に座ってた。
何時間も何時間も。姿勢ひとつ変えないで。


僕は、ただただ、君に夢中で、毎日君を見つめてた。


三日目の昼間、思い切って君に話しかけて見ることにしたんだ。
傍によって君に話しかけると、君は、笑ってた。



肌はとてもとても、氷のように、冷たくて、青かったけど。
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  1. 1988/01/12(火) 09:55:42|
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