スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

三年五組の窓際、最後列

窓ガラス越しの秋の日差し。
昼下がりの午後は眠気がすごい。


 『 三年五組の窓際、最後列 』


「However、しかしながら」
今日も英語の教師が教卓で自己満足を繰り広げている。顔はカエルにそっくり。

机に突っ伏して、片耳をイヤホンで現世から断絶。
誰も入り込めない自分の世界にどっぷりとはまってる。
五分の二。

隣の席のヤツと小声で小話に花を咲かせてる。
たまに盛り上がってトーンが上がると、教師に厳しく注意される。
それを軽く受け流してまた小話再開。
五分の二。

クラスの雑音を頭から切り離しながら、必死にノートを取ってる。
教師の一言一句を聞き逃さないよう常にアンテナは三本。
目とペンと左右に走らせながら、授業を受けてるヤツ。
五分の一。

俺は窓際の最後列から、この馬鹿げたクラスを眺めていた。
五分の一と同じように、片耳を現世から断絶して。
ぼんやりと眺める教卓には自己満足に焦る英語教師の顔が見えた。
誰も指名されることのない教室にはドロドロした粘性のある液体が充満している。







...read more
スポンサーサイト

  1. 2005/11/27(日) 21:24:39|
  2. Novel|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2



10月 « 2005年11月 » 12月
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Search

Profile

なな

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。